冒険しよう。東京の島。式根島観光協会

式根島まいまいず井戸

まいまいずいど

415w

明治21年(1886年)式根島開島当時、新島から移住してきた人々は、足付海岸の釜場の水を飲んで苦難のくらしをしていたが、明治23年(1888年)から同25年まで3年もの歳月をかけ、20人足らずの人たちと、新島からの協力者によって、この井戸 を完成させた。
「まいまいず」とは、かたつむりのことで、井戸に降りる通路によってできる形状が、それと似ているためよばれたもので、西多摩郡羽村町の「まいまいず井戸」や八丈島の「めっとう井戸」そして新島の「原町井戸」などと同じ形状を持つものである。
井戸の地表面が18メートル四方、深さ約7.6メートルの四角錐状の窪地で、中央に直径約1.1メートル、深さ約6六メートルの掘井戸である。
この井戸の完成によって、島の生活はもちろん、産業経済は急速に向上し、式根島は、この井戸を中心に集落を形成しながら、広がっていった。
(新島村教育委員会の資料より引用)

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